みなさま、ミシンを使っている最中にうまくぬえない!絡まる!といった症状や、糸が重なって出てきて布が取り出せない!といった症状に悩まされたことはありますでしょうか。


▲こんな感じ……!左の写真は、布の裏がぐちゃぐちゃになっています。
天びん(てんびん)とは?
この、はずみ車を手前に回したときに動く金属が天秤です。 上糸を引き上げる役割を担っています。
天秤の位置によって針の位置も決まるため、針を高い位置にする際の目安としても用いられます。


一部ミシンのはずみ車には、針を一番高い位置にするための針上止点ラインがつけられています。やさしい~!
使い方としては、ミシン本体側面の線と針上止点ラインがつながるように合わせるだけ!簡単です。
天びん関連で見られるトラブルは主にふたつ。以下、それぞれ実際に不具合を再現したものと、その解消方法をご紹介いたします。
トラブルその1:縫い目がぐちゃぐちゃになる/ぬえない
- 糸が絡まって縫えない!
- 生地の裏がぐちゃぐちゃになってしまう! 等
不具合の例
まずは不具合の例をご紹介!


天びんに糸をかけずに縫ってみます。
すると……


縫い始めて間もなく、ガタガタと音を立ててミシンが動かなくなってしまいました!
縫い目もひどい有様です。青い糸が上糸なのですが、かなり目飛びしてしまっています。


布もギチギチに固定されて動かせないような状況です。裏面もかなり悲惨なことになってしまっていますね。
こうなってしまってはまともに使用できないので、針に通っている糸と布の下で絡まっている糸を切り、ひとまず布を取り出します。


赤い下糸に比べ、上糸がやけに長く取られているのがご覧いただけるかと思います。送り歯の下にも糸が入り込んでいたので、この後針板を外して取り除きました。
解決方法
こちらのトラブルを防ぐために重要なのが、上糸のかけ方!
糸かけの際は両手で糸をピンと張りながら、確実に天びんへ糸をかけるようにしましょう。
トラブルその2:縫い終わりに糸が何本も出てくる
不具合の例


天びんが下にある状態で布を引き抜こうとすると……


上糸が何重にもなって出てきてしまい、これ以上引っ張ることができなくなってしまいました!
布から針が抜けていても、天びんが一番上まで上がっていないとこのようなトラブルに繋がってしまいます。
解決方法

手順はとってもかんたん!はずみ車を手前に回し、天びんを一番上に上げるだけ。

そうすると……


糸が上下一本ずつになりました!布を引くのにあわせて、糸も抵抗することなくするすると引き出せます。
まとめ
以上、天びん特集でした!
最後に天びんで大切なポイントをサラッと復習しておきましょう。
・布を取り出す際は天びんを一番上に上げる
この記事がみなさまのお役に立ちますように。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました~!

▲今回取り扱ったミシンはこちら!

▲「おうちにぴったりミシン」の愛称で親しまれているSN-1BKです。
SN-1MBと同等の機種になります!



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