糸かけをちゃんとしたはずなのに、裏側がぐちゃぐちゃに絡まる!
表はキレイにぬえてるのに、裏を見ると全然キレイにぬえてない……。
ミシンが壊れちゃった!?糸のかけ方を間違えたかな?と不安になる症状ですが、実はこのぬい目、ミシンも糸かけも正常なんです。
何も間違ってないなら原因は何だ?と思うところですが、実は見直すべきはたった一つだけ!
今回はいわゆる「鳥の巣」を確実に解消する方法をご紹介します♪
画像よりもひどい絡み方をしている場合は、一度糸かけを見直す必要があるかも。
ぜひ親睦記の「不具合解消」記事も確認してみてくださいね。
絶対に失敗しない!裏に絡まないぬい方
まずはほぼ100%キレイに仕上がるぬい方をご紹介!
その方法とは、
・上下の糸を10cmほど引き出し、
・押えの下に糸を通して、
・ミシンの後ろ側に糸を出しておく
そして、
後ろに出した糸を揃えて軽く引っ張りながらぬい始める!
これだけです。
写真と一緒に見ていきましょう!
使用ミシンはネッキのC35。
下糸を引き出さずにぬい始められる下糸クイックが搭載されている機種なのですが、鳥の巣予防のため、あらかじめ下糸を引き出しておきます!

針を上げます。
上糸がボビンの上を回り、下糸が引きあがってきます。

横から見るとこんな感じ!
この後は、糸の両端がピンと張るように軽く引っ張ったままぬい始めるだけでOK!
布はミシンが送ってくれるので、糸は軽く支えるくらいの認識で持っていてくださいね。
力強く引っ張るとぬい目がつってしまいます。
実際にぬっている様子はこちらからご覧いただけます。
返しぬいが終わったら、手を離して大丈夫!
ちょっとの工夫で、表も裏もキレイにぬえました✨
なぜ生地の裏がぐちゃぐちゃになっちゃうの?鳥の巣の原因は?
さて、まず最初に絡まない方法をお伝えしましたが、ここで鳥の巣がなぜ起こるのかを解説していきます。
上の画像だと、ぬい始めがぐちゃぐちゃになっていたり、ぬい途中に糸が挟まっていたりとなんだかめちゃくちゃに見えます。
(そして糸調子も合わせ忘れています💦ちなみに画像は上糸が弱い状態。)
ということで、ひとまず上下の糸の色を変えてみたものがこちら!(糸調子も合わせました!)
紺色が上糸、赤色が下糸です。
こう見ると、上糸と下糸が生地の裏側に一緒に巻き込まれているのがわかりますね。
そう、鳥の巣の正体は「ぬい始めの糸がぬい目に絡んでしまった」ものなんです!
ちなみに先ほどご紹介した絡まないぬい方を思い返してみると、押さえの下を通した上下の糸を軽く引っ張りながらぬっていたと思います。
つまりは、ぬい始めの糸が巻き込まれないようにする、というのが解決方法になるんです。
NG例:鳥の巣になりやすいぬい方
ここからは鳥の巣になりやすいぬい方をご紹介!
上糸を押さえの下に通していない
まずは上糸を押さえの下に通していない場合!
これだけで上糸がかなり引き込まれやすくなってしまいます。
結果がこちら。
ぐちゃぐちゃに絡んでしまいました……。
下糸を引き出していない場合
お次は下糸を引き出していない場合!
下糸クイックはとても便利なのですが、ほんの少し鳥の巣ができてしまうことがあります。
早速ぬい目を見ていきましょう!
下糸クイックで糸を切った後の状態です。
押えの下に上糸を挟んでからぬい始めます。
結果がこちら!
赤い糸が下糸です。
先ほどまで見てきたものに比べると、かなり気にならない仕上がりです。
記事ではぬい目が見やすいよう30番手の糸を使用しているので、60番手であればさらに気にならなくなりそう。
検証のため再度ぬいましたが、こちらも糸はしを切ってしまえばOKな仕上がりです。
基本的にはあまり気にならない程度のものですので、作品の表に出るところをぬう場合に気を付ける程度でよいかもしれませんね💡
OK例:鳥の巣になりにくいぬい方のオススメ3選
さて、最後は鳥の巣を防ぐおすすめの方法をご紹介!
こちらはすべて下糸を引き出している前提で進めます。
☆ほぼ確実に防げる!上下の糸を引っ張りながらぬい始める方法
こちらは本記事冒頭でお伝えしたものと同じ!
上下の糸を揃えて押えの下に通し、
糸はしを軽く引っ張りながらぬい始める!
5回試行しましたが、百発百中で絡まずキレイにぬえました✨
糸を横に揃えて押さえながらぬう方法
次は「後ろに糸を引いてると布が支えられない!」という方にオススメ!
布と一緒に糸が押えられるので、ぬい始めもぶれずにぬいやすい方法です。
押えの下に通した上下の糸を左側に出し、
こんな感じで上下の糸を一緒に押さえながらぬっていきます。
布にも指を添えておけるので、手元操作でぬい始めを支えておきたい人も安心!
結果はこんな感じ!
糸が切られていない左側のぬい目です。
糸がぐちゃっと絡まる様子もなく、キレイにぬえました!
押えに糸を挟んでぬい始める方法
ぬい始めに糸を支えるなんてめんどくさいよ~~!という方はこちら。
押えの下に挟むだけなので、いつも通り布を支えることに集中できます。
……が!こちらの方法は他ふたつに比べると失敗することもある方法になってきます。
ぬい目が目立つところをぬう場合などは、後ろに糸を揃えて引っ張る方法が確実!
さて、方法は簡単。
上下の糸を押えの下に通し、糸をしっかり押えで挟んだ状態からスタートするだけ!
結果はこちら!
ちょっと絡んでるじゃん……と思いましたか?
今回のようにひと針分たるんでいるだけの場合は、上糸を少し引っ張るだけできれいなぬい目に修整できますよ~!
まとめ:生地裏のぐちゃぐちゃはぬい始めを意識する!
鳥の巣特集、いかがでしたでしょうか。
ミシンを始めてすぐの人も、長くミシンを使っている人も陥りやすい鳥の巣、実はちょっとの手間で防ぐことができるんです!
ポイントは、ぬい始めの糸を巻き込まないように押さえておくこと!
これを意識するだけでソーイングのプチストレスも解消♪
ぜひご活用くださいね~!
▼今回使用したミシンはこちら!▼
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