記念すべき初回の記事は、ミシンを使った作品づくり!
初心者として、現時点の実力をありのままお伝えします。
制作中はアドバイスをいただくことなく、ミシンについての知識もとぼしいままの状態で取り組んでみました。
見ていて不安を感じる場面もあるかと思いますが、どうぞ温かい目で見守っていただけますと幸いです。
親睦記では実際にミシンを触ってみての所感も赤裸々にお伝えいたしますので、このミシン気になってる!という方のお助けになれたら嬉しいです!
さて、今回の概要はこちら。
HZL-68Hの紹介
今回親睦を深めるミシンはこちら!▼

ロゴのカラーに合わせたダスティブルーの表示は、どこか優しい静かな印象。
シャープなフォルムでありながらも、角はまるくなめらかな曲線を描いています。
統一感のある、落ち着いたデザインのコンピュータミシンです。
初心者にこそおすすめと言われる高機能ミシン。まだ使いこなせる域には程遠いですが、分からないなりに手探りで扱ってみようと思います!
カトラリーケースを作る
さて、それでは制作に入っていきましょう!
今回制作するのはカトラリーケースです。フォークやスプーンなどのカトラリーを収納するものですね。
お箸とスプーンを会社に常備しているとかなり便利がいいと気づいたときから、頭の片隅で欲しいな~と思っていました。
でも、市販のプラスチックケースだと細かいサイズを気にしないといけないし、何より持ち歩いたときにカチャカチャと音がなってしまいます。
それに、初心者としては複雑な制作過程がないことが嬉しいですね。 作ったものはこれから長く愛用していく所存です。
作り方はこちらを参考にさせていただきました!▼
おはようございます、りんごです(・∀・)ゝ ようやく入園準備品を全て用意し終えました。 3月中に作り終えるぞ!!と意気込んでいたのに、手作り品を全て作り終えたのが3月30日だったという。 危うく4月に持ち越すところでした。笑 でも、これで肩の荷がおりました。 あとは当日を待つのみっっ!!! そんなわけで、今日は作成した『カトラリーケース』についてまとめてみましたヽ(`∀´)ノ 今回は『シンプルイズベスト』な形です!! ↓2年前、しーちゃんに作ったカトラリーケースはこちら。しーちゃん用の方が凝ってます!!笑 www.ringo-time.com 完成したカトラリーケースはこちらです 今回はこのよ…
ちなみに、制作時間はおよそ70分。
撮影にも少し手間取ったので、実際の作業時間はちょうど一時間といったところでしょうか。
生地の切り出しからじっくり取り組みました。
それでは、制作過程を見ていきましょう!
写真も動画もたっぷり用意したので、ボリュームのある記事に仕上がると思います。
どうぞお付き合いくださいませ。
下準備
今回用意したものはこちら!


豊富な生地の中から、かわいいお花柄をセレクト。
こちらはかなり薄い生地です。透け感のある軽やかな印象がこれまた素敵ですね。
カトラリーを入れるものなので、裏地は少しハリのある白い生地を選びました。
この生地はオックスと言うそう。初めて聞きました!今回使用するのは普通地くらいの厚さとのことです。
丈夫で通気性の良い、平織り*の生地。
*たて糸、よこ糸を交互に一本ずつ組み合わせる織り方。
さて、準備した物として、まずはメインの生地と裏地、そして生地になじむ色のミシン糸。
口は閉じられた方がいいかな?と思い、マジックテープも用意しました。
あとは、裁ちばさみや糸切ばさみ、まち針などですね。アイロンも必須です。
生地の裁断、印付け


まずは生地にアイロンをかけます。この折り畳みじわが綺麗に伸びる瞬間が気持ちいいですね。
綺麗になったら、裁断のための印付けをしていきましょう!


手持ちのカトラリーが裁ちばさみとほぼ同じサイズだったので、代役として出演してもらいました。
ここで気が付きましたが、こちらはミシンメーカーの中でも有名なシンガーさんの裁ちばさみのようです。スマートでかっこいい!
レターケースのような形をイメージして、この裁ちばさみをすっぽり覆うことができるサイズに採寸していきます。
最終的にポケットとなる部分を11cm、折り返し部分を8cm、横幅は20cm取りました。
入れば何でもいいので、ここはお好みのサイズで行きましょう!


型を取ったものがこちら。
画像下部に見える穴が開いた布の端を入れた状態で測ってしまったので、線の訂正が入っています。
この穴の部分、名前ってついているんでしょうか。ご存じの方おられましたら、ぜひコメント欄にてお教えください!


印に合わせて裁断しました。ちなみに、型取りに使用したものはチャコペンではなくフリクションボールペンです。
入社後に先輩に手取り足取り教えてもらいながら行った作品制作で使用しているのを見て衝撃を受けました。
フリクションなので、アイロンをかけて熱を加えることで綺麗に消えます。すごすぎる…!!
そしてこちらのボールペン。OZUの文字がご覧いただけるかと思います。実はミシンのオズの説明会でいただいたものなんです!
思わぬところで大活躍してくれました。今後の制作にも付き合ってもらいましょう。


切り出した裏地に表の生地を重ねて裁断します。
重ねて切るのが難しく、生地の端がぐにゃぐにゃになっていますが、まあ縫い合わせてしまえばわからないでしょう。
執筆していて思いましたが、裏地を重ねてその縁をフリクションで写しておけば楽にできる気がします。
反省点は次回以降に生かしましょう!
縫う準備


さて、中表に記事を合わせたら、印の端を四か所浅く切れ込みを入れます。
この後アイロンをかける作業がありますので、印が消えても大丈夫なようにしておきましょう!


まずは中表で下の端を縫うので、まち針を刺しました。
正直、まち針の適切な刺し方がわかりません。縫い目に対して水平にするときもあれば垂直にすることもあります。
みなさまがまち針をどのように刺しているのか、よければコメント欄にてご共有いただけると嬉しいです!
今回はふちのギリギリを狙いたかったので、なんとなく水平に刺してみました。
どうしてギリギリを狙う必要があるのか?そうです。裁断の時にぬいしろを用意していなかったからです。完全に失念しておりました。
こちらも今後は忘れないよう、頭に叩き込んでおきましょう。
さて、いよいよミシンを使う時が来た!というところですが、生地に夢中で糸通しのこともすっかり忘れてしまっていました。さくっと通して次に進みましょう。まずは上糸から。

自動糸通しって便利~~!趣味でネイルをしている身としては、ありがたいことこの上ありません。
少し爪が長いだけでも、糸通しって難しくなりませんか?
上糸をかけ終わったら次は下糸です。
HZL-68Hは下糸クイックも搭載されていますので、これまた簡単!
下糸クイックは、下糸を引き上げることなくぬい始められる便利な機能。初心者に優しい~!
そしてこちらも執筆中に気づきましたが、上糸を通した後は押えの下をくぐらせましょうね。頭に叩き込んでおきます。

蓋を閉めたら飛び出た下糸をそのまま引っ張って切ります。
ここまで終われば、下糸を引き上げる必要もなくすぐに縫い始められます。これも嬉しい~!
さて、それでは縫っていきましょう!
裁縫開始!
まっすぐ縫ってたたむ
スタート・ストップボタンを押す度に手で画面が隠れてしまっておりました。大変申し訳ございません。
ミシンを使用するのも難しいですが、見やすい動画を撮るというのも難しい!縫うのに必死で画面を気にかけられませんでした。ミシンだけでなく、記事本文や撮影にも少しずつ慣れていきたいですね。
さて、分からないなりに縫う→返し縫い→縫うで進めてみます。
まち針が押えに引っ掛かりそうだったので、一回一回止めつつ縫い進めました。
最後は返し縫いからの止め縫い。止め縫いについては知識が皆無なのですが、使ってみたかったのでボタンを押してみました。
何やら3回同じところを縫って止まるようです。このあたりも近いうちに勉強して記事を作りたいですね。


縫い目がこちら!なかなか均一で綺麗な気がします。

縫い目を割り、外表にして重ねたうえで丁寧にアイロンをかけます。
フリクションの印も綺麗に消えました!本当に便利です。
ひとつ注意点として、フリクションはインクが無色透明に変化するだけで実際にインク自体がなくなるわけではありません。
冷凍庫に入れるとインクが復活した、という実体験(!)も社内の方から報告がありましたので、ご使用の際はお気を付けくださいませ。


さて、ここにきて準備段階で入れておいた切り込みが役立ちます。
切り込みにあわせて布を折り返していきます。


横から見るとこんな感じ。中表に戻りました!


縫いやすくするために再度アイロンをかけました。
写真の糸切ばさみがあるあたりを返し口としてあけ、底辺以外を囲うように縫っていきます。


まち針はこんな感じ。先ほどは縫い進める方向へ針先が向くように刺していたのですが、今度は逆になってしまいました。
でも体感的には縫いやすくて、まち針も外しやすかったです!
角を縫っていく
ここで気づいたのですが、縫い終わりを返しぬいするときはあらかじめストップボタンを押しておいた方がよさそうです。
最初に縫ったときはストップせず返しぬいボタンを押していたので、返しぬいの後またすぐに縫い始めてしまって焦りました……!
こちらのHZL-68Hは返しぬい後の動きにスタート・ストップボタンの状態が影響します。
スタートをしたままの返しぬいの場合、返しぬいボタンを離すとそのまま縫い進め、ストップした状態からの返しぬいの場合はボタンを離しても止まったままとなります。
機種によってはスタート・ストップボタンに関係なく返しぬいの後に停止するミシンもありますので、電子ミシンやコンピュータミシンをお持ちの方はぜひ確認されてみてくださいね。
さて、2度方向転換するところがある作業で、とても便利に感じた機能が上下停針。
この機能が役立った点がふたつありまして、
・端のギリギリを狙って一針一針進める
・方向転換する際に針を刺しておくとぬいしろがずれない
もはや上下停針おかげで無事縫うことができたといっても過言ではありません。
縫っているものや縫い方としては簡単なので、いろんな機能は必要ないかな?と思いつつも、やはりあると重宝しますね!一度体験するとほかのものでは満足できなくなるかもしれません。


ちなみに縫うときのスピードはこのくらい。早すぎず遅すぎず、私にとって落ち着いて作業できるスピードです。


無事縫い終わりました!切り込みに対してややぬいしろが狭すぎる印象もありますが、まあ表に返してしまえばわからないでしょう。ときには妥協も必要です。
表に返す
それでは、開けておいた返し口から布を返して整えます。


じゃん!既にポケット部分が完成しています。一気に完成形に近づいて嬉しい~!
この後はポケットの上部を一直線に、折り返し部分の縁を囲うように縫っていきます。


縫いやすいようにパリッとアイロンをかけました。
角は目打ち等を用いてしっかりと引き出してあげると、仕上がりが綺麗です。
ステッチをかける
それでは、まず先に折り返し部分の縁を縫っていきます。
今回も上下停針がかなり役に立ちました!
ここは見栄えに直結するところなので、より慎重に縫い進めていきます。
こちらが縫えたらお次は口の部分。さて、ここを縫うにあたって使用したのが……


何を隠そう、フリーアームです!補助テーブルを取り外したら準備完了。


ポケット部分をフリーアームにかぶせるようにしてセットします。
フリーアームで扱うには浅い気がしますが、普通に縫うよりは作業しやすいのではないでしょうか。
といいつつ、フリーアームを使ってみたかった!という気持ちが正直一番大きいです。
なるほどこう使うのか!と少し感動しております。
こちらも見栄えに関わる部分なので丁寧に。メリハリがついてより美しい印象になります。
さて、ここで無事裁縫作業が終了!
無事完成!


できました~!気になる縫い目はこんな感じ。
当初はマジックテープをつけるつもりだったのですが、折り返し部分にしっかり長さがあるのでこのまま完成にしました。おそらく振り回さない限り中身が出てくることはないでしょう。


この通り、シンガーさんの裁ちばさみもすっぽり。ぬいしろギリギリを攻めたからか、案外余裕があります。


というわけで、カトラリーケースが完成しました!
私物のお箸とスプーンもすっぽりおさまって、布が柔らかいので音も静か。大満足です!
制作を振り返る
さて、一通り片づけも終えたところで感想や反省点をつづります。
まずは全体を通しての感想から。
スタート・ストップボタンについて
過去に扱っていたものもボタン操作ではありましたが、久しぶりのミシンで慣れていないこともあり、作業中の速度調節に片手も目線も奪われてしまう点に少しあたふたとしてしまいました。
ただ、やはり手元のみで集中できることは確かな利点なので、初心者のうちは細かい速度にこだわらずゆっくり着実に縫っていくのがいい気もします。
フットコントーラーとどっちが作業しやすいのか?という疑問もあるので、今後はフットコントローラーを使用した制作も行っていきたいです!
これから少しずつミシンに慣れていく中で、どちらが自分に合っているのか試行錯誤していけたらいいなと思います。
ちなみにこちらのHZL-68H、フットコントーラー取り付け可能でございます!幅が広がる~!
上下停針について
本当に終始重宝しました!今回は簡単な形のものなので、活躍といっても数回程度にはなってしまうのですが、複雑な作品になるほど便利さが感じられる機能だと思います。
今後上下停針の特集コラムなんかもあっていいかもしれません。
反省点など
次は反省点です。ここでは気になる縫い目を見ていきます。


まずは返し口付近!裏地が表に出てしまっています。
これはアイロンのかけかたで改善できそうです。返し口に折り目をつけることにばかり意識が行ってしまったのが原因ですね。


お次はポケットの端を見ていきます。
これ、後から気が付いたのですが、最後に縫ったところはつなげて縫うことができそうでした。
昔から展開図が苦手なことを、ここにきて再確認させられるとは……。
これはフリーアームを使用したうえで表地を縫っていくのが正しい縫い方なんでしょう。


そしてこちらは反対側。印として切り込みを入れたところが出てきてしまっていました。
ここでもぬいしろの重要さが伺えます。
また、縫い終わりの糸もほつれてしまっています。なんとなく使ってみたかった止め縫い、一度使った後は使用しなかったんですが、調べてみると玉止めのような役割を果たしてくれるとのこと。
今回は実力を図るために調べることも封印していたのですが、こんなに便利な機能を知らなかったことが悔しいです…!!今後止め縫いがある機種を触るときは積極的に使いたいと思います。次回以降の楽しみができました!
その他こまごました点でいうと、なんだかんだでアイロンが便利でした!
しっかりとアイロンがけをしておくことで、まち針を取った後も形状記憶してくれる安心感があります。そしてなにより見た目が美しくなる。ソーイングにおける必需品ですね。
終わりに
さて、振り返りまでお付き合いいただきありがとうございました!
今回は私自身の実力を測る記事となりましたが、いかがだったでしょうか。
今回作成したカトラリーケースは、型を変えれば小物入れにも書類入れにもできるので、反省点を生かして再度挑戦の機会を設けてみたいと思います。
初心者へのアドバイスやまち針の刺し方、そして「こんな記事が読みたい」や「この機種を紹介してほしい」など、なにかご要望がありましたらお気軽にコメントください…!
ご感想等もありましたら、ぜひコメントいただけますと嬉しいです!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました~!
お借りしたレシピ・使用ミシン
【りんごの時間。】布製カトラリーケース(箸袋)を作る。
▲参考にさせていただきました。ありがとうございました!
JUKI HZL-68H

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